PENTAX MZ-5 最初のフィルムの現像が上がってきました

PENTAX MZ-5 最初のフィルムの現像が上がってきました。入れたフィルムはコニカミノルタの CENTURIA SUOER200(センチュリアスーパー)です。箱には有効期限は2008年1月とありました。抽斗の奥に眠っていたフィルムです。


MZ-5を購入して、お店で電池を入れてもらい、持参したレンズをつけフィルムを入れた時に、「10年以上前のフィルムですから色も大分変化して出るだろうし、ISOも50ぐらいにした方が良いかもしれないです」とお店の方に教えていただきました。自動でISO200となっていたのを、上部左ダイアルでISO50に設定しなおして出発。


レンズは FA50 F1.4 をつけました。設定はほとんどいじらず、絞りオート、シャッタースピードオート。時々撮って36枚。ファインダーを覗きながら、50mmっていうのはこういう画角だったんだと思いながらの1本目でした。視野が自然で、いま見ている景色がそのまま切り取られて撮影できる印象です。絞りは開放にするとピント面が本当に薄くて、こんなにすぐにぼけていくのかと驚きました。


現像上がったフィルムとデータと受け取りに行った時に、「思っていたよりも色も出ていましたよ」と言われて嬉しくなりました。少し赤みが強いかなと思いますが、ひどい変色ではなかったようです。スキャンの時に工夫をしてくださったのかもしれません。


PCでデータを眺めて、フィルム一眼レフカメラいいなぁ、としばらく嬉しい気持ちに浸っていました。デジタルのようにどんどんシャッターを切ることに出来るハーフのペンEE2も好きですが、絞りとシャッタースピードと操作できることが増えると、撮ろうと思った時の選択肢が増えてさらに楽しいな、と。マニュアル車運転している時の気持ちに少し似ているような。


36枚のデータを眺めていると、ピント面が薄い写真が多いのが気になりました。雰囲気があってこれはこれで好きなのですがピントが広くあっている写真も欲しい。ISO50設定で絞りオートにしていましたから、絞りは解放近辺の設定が多かった気がします。

 

2本目のフィルムは富士フイルムのSUPERIA X-TRA400(スペリアエクストラ)を入れました。ISO設定は400、この2本目は絞りを意識して歩きたいです。この8月はとても楽しめそうです。